文箱根駅伝は日本のお正月の風物詩として多くの人々に愛されていますが、その沿道を彩るユニークな応援団体「フリーザ軍団」をご存じでしょうか?
「ドラゴンボール」の人気キャラクター・フリーザのコスプレをして選手を応援する彼らは、全国的にも注目を集めています。
一体彼らは何者で、どこに現れるのでしょうか?
その魅力について調査しました。
フリーザ軍団の正体とは?
今年も復路第七区二ノ宮付近で
— わたぼこり (@danie21c18) January 1, 2025
選手を応援するフリーザ様御一行とそれを映すまいとする日テレとの熱い闘いが見れるといいな
#箱根駅伝2025 pic.twitter.com/EnC9wixjwq
フリーザ軍団は、神奈川県二宮町出身の幼馴染たちによって結成されたグループです。
社会人として働く傍ら、箱根駅伝での応援活動を始めました。
その始まりは、単に「テレビに映りたい」という軽い思いから。
そこから年々活動が広がり、地元を盛り上げるための地域貢献活動の一環として定着しました。
彼らが選んだキャラクターが「ドラゴンボール」のフリーザというのも興味深いポイントですね。
「悪役ながらどこか憎めない」フリーザの個性と、彼らのユニークさがマッチしたことで、大きな話題を呼ぶようになりました。
「宇宙空間も寒いけど、二宮付近の午前9時過ぎは寒いですねぇ。地球は温暖化に向かっているらしいけど、日本の正月はしっかり寒くなるんだね」
(引用:Yahoo!ニュース)
二宮地域の住民ではなく、宇宙から来た使者としてのスタンスも忘れていないところもいいですね‼
ちなみに過去のキャラクターを時系列でまとめてみました。
年 | 出来事 |
---|---|
2006 | リーダーが全身真っ黒のコスチュームで押切坂に立ち、マイケル・ジャクソンを模して応援。 その後、目立たないため蛍光色のキラキラを取り入れることを学習。 |
2008 | 白いタイツを着用し、人気漫画「ドラゴンボール」のキャラクター「フリーザ」を名乗ることに決意。 |
2011 | フリーザ軍団が5人体制となる。 |
2018 | 「魔人ブウ」がメンバーに加わる。 |
2019 | 原作にはいないが、正月らしくサケの切り身の化身「シャケーザ」もメンバー入り。 |
2021 | 新型コロナウイルスのまん延で、宇宙空間から静かに、宇宙船のモニターから観戦することに。 |
2022 | コロナウイルスの影響が続く中、引き続き宇宙船のモニターから観戦。 |
彼らのコスプレは非常にクオリティが高く、フリーザ以外のキャラクターが登場することも。
このユーモアを交えた応援スタイルが選手や観客の心を掴んでいます。
【箱根駅伝2025】フリーザは毎年どこに現れるのか?
箱根駅伝の応援でフリーザ様いるの草 pic.twitter.com/eCP3Akx2af
— ナツキン@Re:ヨンゼロから始める兼業ドラマー生活 (@JyunnyaK) January 3, 2025
フリーザ軍団が毎年拠点としているのは、箱根駅伝の復路7区(二宮町)の押切坂付近です。
この場所は小田原から平塚に向かうコースに位置し、テレビ中継でも頻繁に映る人気の応援スポットです。
押切坂は約160メートルの上り坂で、選手たちにとっては重要なポイントとなるため、応援の力が求められる場面でもあります。
JR二宮駅から徒歩で約22分
JR二宮駅南口からバスで「押切坂上」で下車
彼らは早朝から準備を整え、沿道に集まる観客や地元住民とともに応援を盛り上げます。
その際、彼らの登場はまさに「イベント」のようで、周囲の雰囲気が一気に賑やかになるのが特徴です。
選手の通過予想時間帯を表にまとめました。
日付 | イベント | 場所 | 時間予想 |
---|---|---|---|
1月3日 | 箱根駅伝復路7区押切坂 | 押切坂 | 午前9時20分ごろ |
1月3日 | 選手が通過する予想時間帯 | 小田原中継所 平塚中継所 | 小田原中継所 8:59 平塚中継所 10:00 |
来年もきっとここで出没するでしょう‼
【箱根駅伝2025】フリーザ軍団のパフォーマンスは?
箱根駅伝2025年のパフォーマンスは「ブリンバンバンボンダンス」や「ギリギリダンス」を踊りながら跳ね回り、回転を加えてラグビーのラインアウトのような合体技を展開していました。
三が日最終日。箱根駅伝 に 今年も登場 の フリーザ様 の フリーザ軍団、今年はやっぱり Creepy Nuts の ブリンバンバン (Bling-Bang-Bang-Born) で 来たか!! pic.twitter.com/eOGUiLcl9A
— 田中伸幸@tanakas.eth (@name6less9) January 3, 2025
「ブリンバンバンボンダンス」や「ギリギリダンス」は沢山聞いたよね‼
過去には「Choo Choo TRAIN」「にゃんコスター」「恋ダンス」「USA」など、各時代の流行りのダンスを次々と披露してきました。
各位
— 菜の花バファローズ (@Nanohana_Bs) January 3, 2025
今年も無事に人類以外にもマジパンの良さを伝えることができました。
フリーザ様から次回の新曲は
マジカルトキメキデスビームでお願いしますとのことでした。
現場からは以上です。#マジパン pic.twitter.com/FnIEoiys8R
フリーザ様から次回の新曲は マジカルトキメキデスビームでお願いがあったそうです!
箱根駅伝2026も楽しみですね‼
【箱根駅伝2025】フリーザ軍団が愛される理由
1000RP:【箱根駅伝7区】フリーザ軍団、今年は「Bling-Bang-Bang-Born」ダンスで応援https://t.co/lFFjjjc8cT
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 3, 2025
今年も7区・二宮の沿道に姿を見せ、Creepy… pic.twitter.com/84N1jIJZyW
フリーザ軍団がこれほどまでに愛される理由は、彼らの活動がただの「目立ちたがり」ではなく地元や箱根駅伝へのリスペクトが感じられるからです。
彼らは単にコスプレをするだけでなく、応援の際には選手を励ますための声援やユーモア溢れるパフォーマンスを披露します。
その姿勢が、多くの観客やランナーに元気を与えているのです。
「この押切坂は大学関係者も誰もいない寂しい場所だった。7区では上り坂で選手はとても苦しいはず。応援を辞める気は1度もしなかった」
(引用:Yahoo!ニュース)
とリーダーは語っていました。
こうした姿も愛される理由の一つだと思います。
また、地元住民との結びつきも強く、彼らの活動を誇りに思う人も少なくありません。
毎年、押切坂での彼らの応援を目当てに訪れる観客も多く、二宮町全体の盛り上がりにも貢献しています。
こうした地域愛と選手への思いやりが、フリーザ軍団の活動を特別なものにしていると言えるでしょう。
まとめ
【箱根駅伝2025】 フリーザ軍団は何者? 毎年どこに出没する?についてまとめました。
箱根駅伝の「フリーザ軍団」は、地元・二宮町を拠点に選手を応援し続けるユニークな応援団体です。
コスプレを通じて沿道を盛り上げ、選手や観客に元気を届ける姿は、箱根駅伝の新しい名物となっています。
その活動は単なる目立つためのものではなく、地元愛と応援の情熱に裏打ちされたもので、多くの人々に感動を与えています。
来年の箱根駅伝でも、押切坂で彼らの姿を見かけたら、ぜひ一緒に応援の声を届けてみてはいかがでしょうか?